子供の持つ能力

 

現在中学1年生のUちゃんは、小学5年生の6月に、ローマ字は読めましたが英語学習ゼロの状況でChaChaに来てくれました。

 

 

 

Leptonで英語フォニックスに約半年間なじんだ後、ChaChaコースに移り、中1のテキストNew Horizon1を開始しました。

 

 

 

小学6年生でNew Horizon 2に進み 英検5級、英検4級と順調に合格。中学生になってからはHorizon3に進み、昨年10月に行われた英検では、3級と準2級に合格しました。

 

 

Horizon3で、現在完了と関係代名詞をしっかり学んで理解していましたが、高校1年修了レベルである準2級に合格するとは思いもかけないことでした。

 

 

 

さて、準2級に合格したのですが、次の英検2級合格に向けての勉強を開始するには中1のUちゃんは幼すぎます。それで、準2級レベルの実力を養うProgress 2 を始めました。

 

 

 

Progress2はトップレベルの中高一貫の私立校で使われているテキストで、学ぶ文法範囲はHorizon 3と同等なのですが、Horizon3にくらべ圧倒的にたくさんの長文の英文を読まなければなりません。

 

 

 

はじめはProgress2の英文の字の小ささに辟易していたUちゃんでしたが、次第に慣れ、今ではReadと呼ばれる長文の英文のstoryもすらすらと短時間で読めるようになりました。

 

 

 

そんなUちゃんの冬休みの宿題は、ルーズリーフ5枚分の英文エッセイ(トピックは自由)を書くことでした。

 

 

 

Uちゃんは私立の中学校に通っていますが、その宿題は英検3級合格以上の生徒にだけ課された宿題だそうです。冬休みにこんな宿題が出されたと言って、説明してくれた時、何を書いていいのかUちゃんは途方に暮れた感じでした。

 

 

 

わたしは、「何を書いてもいいのだったら、年末からお正月にかけての事実をありのままに書いたらどう?お正月は初詣に行ったり、お年玉をもらったり、行事が多いから書きやすいよ。大みそかには年越しそばを食べた?」と尋ねました。

 

 

 

すると、Uちゃんは「年末は九州のおばあちゃんちに一人で行った。」と言いました。

 

 

 

「えーーー一人で行ったの?飛行機で?」

 

 

 

「うん。」

 

 

 

「すごいじゃない。そのことをはじめから簡単な英文で書いてみたらいいよ。」

 

 

 

すると、Uちゃんは書き始めました。考えながら一生懸命書いていましたが、なかなか英文がスムーズに出てきません。それでも励まし励まし、2時間レッスンのうちの最後の30分を使ってなんとかルーズリーフ1枚のうちの半分は書けました。

 

 

 

「今日は普通のテキストを使ったレッスンの宿題は出さないから、家でエッセイの続きを書いてきて、学校の宿題を早く終わらせなさいね。」

 

と言ってその日のレッスンは終わりました。

 

 

 

さて 次のレッスンの時、Uちゃんはルーズリーフ5枚分のエッセイを見事に書き上げてきました。書き上げてきただけでもよかったのに、読んでみてびっくり。

 

 

 

思わず「Uちゃん、翻訳サイト使った?」と聞いてしまいました。

 

 

 

「使ってません。」とUちゃん。

 

 

 

Uちゃんには大きなお姉ちゃんがいると知っていたので私はなおも食い下がりました。

 

 

 

「お姉ちゃんに教えてもらった?」

 

 

 

というのも、Uちゃんが書いてきたエッセイは接続詞を使った複文や重文、さらには関係代名詞や関係副詞を使った複雑な文が多数含まれていて、しかも読みやすい素直な英文でとても中1の子が書いたとは思えなかったからです。

 

 

 

実際のところ、高校生でもなかなかこんな英文が書ける子はいないのです。

 

 

 

「お姉ちゃんは英語得意ではないです。」

 

 

 

「じゃあ、まったく一人で書いたの?」

 

 

 

「はい。教科書を参考にしながら書きました。やっているうちにわかってきたんです」

 

 

 

私はあらためて子供の持つ能力に驚きました。

 

 

 

Horizon3やProgress2では、接続詞でつないだ文、関係代名詞や関係副詞を使った文がたくさん出てきます。

 

 

 

それを中1の子供が英語のインプットとして理解するだけでも十分だと思っていましたが、アウトプットとして英文エッセイを課されて、自分一人でなんとか処理しなければいけなくなったとき、頭の中でインプットとアウトプットの回路がつながったのだと思いました。

 

 

これは本当にとても大きな進歩なのです。

 

 

 

「関係代名詞の使い方が自分で理解できてよかったね。すごいよ。Uちゃん。

 

 

 

翻訳サイトに行ったんじゃないかとか、お姉ちゃんに手伝ってもらったんじゃないかなんて疑ってごめんね。

 

でもあんまり出来が良かったから信じられなかったの。」と謝ると、Uちゃんは笑って言いました。

 

 

「なんか、わかったんです。」

 

 

 

5枚のエッセイは冬休みの宿題として提出され、学校の先生の添削を受けて返されてきました。学校の先生も凄くほめてくれたそうです。Uちゃん、よかったね!!

 

 

 

Uちゃんの英文エッセイの抜粋です(原文のまま 実際の英文はこの抜粋の約4倍のボリュームでした)

 

 

 

December 24  I went to English Village in Expocity with my mother, sister, three friends and my friends’ mothers by car.

 

English Village is a place where we can communicate in English with native teachers and do a lot of work in American streets. Adults went shopping and to a café.

 

When we entered English Village, we went to the restaurant first.

 

When we arrived at the restaurant, a native teacher came and we learned how to order in English.

 

 

 

January 3  I went to Nishinomiya Gardens with my mother by train.

 

When we arrived at Nishinomiya Gardens, my mother and I went to the movie theater and saw the Bohemian Rhapsody.

 

The outline of Bohemian Rhapsody is a story where the main character Freddi Mercuy creates a new band and makes a lot of songs.

 

I thought Freddie Mercury liked the band very much because he used a lot of ways to make songs.

 

Freddie Mercury’s band name is Queen.

 

Queen’s songs are very powerful and exciting.

 

So even now, Queen is a band that everyone loves.

 

I love listening to Queen’s songs.